20031020

依頼

有機コーヒーを販売されている業者様

 

 私、卒業論文にて環境に配慮されたコーヒーの流通について研究を行っております、宇都宮大学国際学部国際社会学科の板倉世典と申します。現在論文作成のためのデータを集めております。簡単なアンケートにお答えいただき、得たデータは貴重な資料としたいと考えております。突然の依頼で大変恐縮ですが、どうかご協力をお願いいたします。

今回お答えいただきました回答は、全体の傾向をつかむために行っておりますので、同様の質問用紙を同じ業者の方にもお送りいたしております。個々の回答を、店名を出して利用するということは一切ありません。

 

 

1.       有機コーヒーをなぜ扱うようになりましたか。理由をお聞かせください。

 

2. 有機コーヒーの味や品質などについてどのように評価していますか。

 

3.      どのようにして有機コーヒーを確保していますか。栽培者と契約しているのでしょうか。あるいは、通常のルート(小規模の生産者から、仲買人を通し、国家レベルでの品質管理機構などを経ている)で有機コーヒーが1つの商品の種類として手に入るのでしょうか。また、有機コーヒーの輸入国を教えてください。

 

4.      有機コーヒーは収穫量が一般的生産法に比べて少なくなり、しかも、堆肥作りなど大変な手間と人件費がかかり、認証も受けなければならないということで、大変なコスト高になると思われます。しかしながら、店頭価格ではそれほど値段が変わらないように思われます。これはなぜかについてお聞かせください。

 

5.      有機コーヒーは全国で販売できるだけの量が安定的に手に入るのでしょうか。できるのであれば、その理由を、できないのであれば、そのときの対処法について教えてください。また、その他、有機コーヒーを扱う上で苦労している点がございましたら教えてください。

 

6.  私は有機コーヒーのCMを見たことがありません。店頭でひっそりと売られているという印象があります。これまでにマスメディアを通して有機コーヒーの宣伝をしたことがありますか。あればその効果はあったとお考えでしょうか。なければその理由をお聞かせください。

 

7.      私は宇都宮市でスーパーやコンビニエンスストアなどを調べたところ、有機栽培コーヒーを扱っている所はきわめて少数で、扱っていてもどこか1社の1種類でした。この理由は私は、「単に人気がない」か、「大量に生産ができないので絶対流通量が少ない」のどちらかだと考えましたが、どちらでしょうか。

また、消費者の有機コーヒーに対する反応はどうでしょうか。有機コーヒーの占める売り上げの割合は伸びているのでしょうか。それとも一定の量を占めるにとどまっているのでしょうか。

 

 

お忙しいところ質問に答えてくださり、本当にありがとうございました。

 

依頼者の連絡先

依頼者 板倉世典(宇都宮大学国際学部国際社会学科4年)

e-mail  k000104@cc.utsunomiya-u.ac.jp